どうも是 款也(@コレシルナリ)です。
今日は菜の花パスタの第3弾です。塩系・クリーム系ときたらトマト系ですよね。でも今回はトマトソースではなくトマト風味のパスタです。菜の花の風味を活かすにはその方がいいかと思って今回はそうしました。
ホントはロングパスタで作ろうと思ったんですが、なんでかペンネで作ってしまいました。でも美味しいので良しとしましょう。
このトマト風味のパスタは最初のペペロンチーノ風にトマトを加えロングパスタをペンネにしただけなのでレシピも何もないのですが一応ご紹介。
菜の花のトマト系ペンネの材料
2人前
菜の花(今回も冷凍) 1つかみ
玉ねぎ 1/4個(みじん切り)
しめじ 20g~30g
豚ひき肉 100g
ゴルゴンゾーラ(ピカンテ) 30g(パルミジャーノ・レッジャーノ40gでも可)
トマト缶 1/3缶
にんにく 1片(みじん切りかスライス)
オリーブオイル 10㏄
ナツメグ 少々
塩 少々
黒胡椒 お好みで
ペンネ 160g
またチーズ入れるのかよと思いました?
美味しいパスタ食べたければ入れましょう。チーズを中心に相性を考えるとトマトとほうれん草があげられますが、これは栄養学的にも非常に意味のあることです。
菜の花のパスタにチーズとトマトが相応しい具材かを考えてみよう
ペペロンチーノ風でもちょっと話に出ましたが、美味しさはアミノ酸ですから、異なるアミノ酸を組み合われることで旨みの相乗効果を狙います。今回その点に着目して具材を選んでみました。
まず菜の花ですが今回は春のパスタで菜の花を使うという意図がありますからこれは外せません。菜の花はほとんどアミノ酸を含んでいませんがビタミンCが豊富なのが特徴です。
そこでチーズの登場。チーズはグルタミン酸を筆頭に、多くの栄養素を含んでいますが実はビタミンCは欠けています。ですから菜の花とチーズの相補性を利用し栄養価を高めるのです。
トマトもチーズ同様にグルタミン酸を多く含んでいますので、チーズとの相性はもちろん良し、これで菜の花ーチーズートマトのラインが繋がりましたね。
そしたら豚肉も呼びましょう。牛肉よりもアミノ酸バランスに優れ脂肪も少ないうえに参加もしにくくビタミンB1も豊富、イノシン酸も含んでいますのでトマトとチーズとの愛称は最高です。
そしてもう一つ欲張って、しめじのグアニル酸。乾燥ポルチーニには遠く及びませんがその微かなグアニル酸でも味覚に及ぼす影響は無視できません。入れましょう!ちなみに乾燥させると2.5倍にアップします。でも食感も大事なので味を追求するなら干しシイタケの戻し汁を入れるのがおススメです。
乾燥シイタケ1/2個を50㏄のお湯に入れ、ラップして2分レンチンしてOKです。シイタケも勿体ないのでみじん切りにして入れましょう。さらに美味しくなります。
さて具材の説明はこの辺にして一応作り方も記載しておきましょう。
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菜の花のトマトパスタの作り方
1、鍋に2?の湯をわかし塩を20g~30g入れパスタを茹でる。
2、オイルを入れ塩とナツメグを振り豚肉を中火で焼きます。
3、両面に軽く焼き色がついたら、みじん切りの玉ねぎとニンニクを投入し軽く炒めます。
4、色づいてきたころにしめじを入れ1分ほど炒めます。
5、パスタのゆで汁を50㏄ほど入れ、ゴルゴンゾーラを投入し溶かします。
6、トマト缶を入れトングで混ぜながらフライパンを揺すり乳化させます。
6、茹で上がったパスタを加え良く和えます。ここで塩を足し味を調えます。
7、皿に盛り完成。黒コショウはお好みで。
作り方は簡単でペペロンチーノ風とそう変わらないのでぜひ作ってみて下さい。
菜の花のトマトパスタのまとめ
このレシピはシンプルに美味しいペペロンチーノに、トマトの酸味と甘みが加わり味わいが豊かに感じられます。
どちらが美味しいかは人それぞれですが、このレシピはトマトトマトしてないのでガッツリトマト好きな方には物足りないかもしれませんね。
今回はアミノ酸や食材の愛称で具を選びましたが、豚肉の代わりに鮭を使っても美味しいでしょうね。アサリも良いかもしれません。潮干狩り+菜の花狩りで新鮮食材をゲットして料理を作るって企画もありですね。菜の花のクラムチャウダー美味しそうです。
もし作ったらまたご紹介します。
ちなみにこれは覚え書きついでのブログなんで参考程度にご覧下さい。
http://wordsworth.link/nanohana-carbonara
菜の花のパスタシリーズです。良かったらお試しください。