どうも是 款也（@コレシルナリ）です。
職場のスタッフと話していると歳を取ったと感じることも多い僕ですが、それはきっとどの世代間でもあったことでしょうね。
先日昼休みにスタッフと音楽の話をしていた時に、佐野元春が好きだと言ったことがありましたが、20代の女の子達は皆知らないと言っていました。
そこから話が膨らんで、有名人や著名人をどこまで知っているのか？という話から、オリンピック時期もありカールルイスの話に。
やっぱり知らない子がほとんどで驚きましたが、そんなものなんでしょうね。
そこへ話の途中に席を立った子が戻ってきたので、その子にも聞いてみました。
カールルイスって人知ってる？
そしたらこんな返答が
えー、聞いたことあるなー。どんな曲歌ってるか言ってくれたらわかると思う！
いや無理だろ。
彼のカラオケのレパートリーは僕も知らない。
若い女の子はホントにかわいいですね・・・
そんな今日この頃。
さて今日は引き続きお歳暮の話題。
若い子の無知を指摘しながら、上の世代からお前もそんなこと知らないのか？と言われてしまうと立場が無いので、冠婚葬祭や行事のマナーは知っておかないとですね。
お歳暮はいつまで贈る？知っておきたい止め時とその方法
今回はなかなかお歳暮がやめられなくて困っている方に読んでもらいたいと書かせて頂きました。
本当に欲しいものじゃ無い物や困ってる物をずっと頂いてる方も多いと思いますが、そんなことは言えないし、貰った以上返さないとと負の無限ループにハマっていませんか？
こういう状況の方は多くいると思います。
でもご安心下さい。今日はそこから抜け出す方法をしっかりお教え致します。
お歳暮はいつまで続けるもの？
いつまでも続ける物と決まってはいませんが、間柄や頻付き合いの度合いで変わってきます。
日頃から交流のある先輩や直属の上司の方には続けるべきでしょうが、一時の恩義がある相手という程度なら3年～5年程度が一般的でしょう。
お歳暮は日頃の感謝として贈る物です。そういった意味合いが無くなった間柄でも続けてしまっている、見かけばかりの実質が伴わない儀礼を「虚礼」と言います。
止め時が難しいので贈る時には先の事も考えてから贈りましょう。
一度きりのお礼でと思うのなら、お歳暮の時期は避け、熨斗もお歳暮としての形式を取らずお礼としての品と贈る方が良いと思います。
止めにくいからこそまず第一誰に贈るかを考えるべきでしょう。
家族間や友人であればお歳暮という形を取る必要はないと思います。義理の家族であっても中には身内の方もいるでしょうから、どうするか話し合うのが良いでしょう。
あとは贈るべき相手の条件を自分なりに決めておくのも良いかもしれません。
・相手の立場
・交流の頻度
・関係性
・贈るべき理由があるかどうか
等。表を作って予算なども考えて決めてみるのも良いかもしれませんね。
贈るのを止める方法は？
いきなり贈るのをやめるのは難しいでしょう。
気持ちからの贈り物ですので宣言する必要はありません。相手によってはこれからは感謝しないという意味にとらえられかねませんし、気を使わせることになる可能性もあります。
今年で最後と決めたらお歳暮という形ではなく、お礼として熨斗を変えてみるのが良いかもしれません。
または手紙などを添え、今までの感謝と相手への気遣いを述べ、今後は年賀状で挨拶させて頂きますと締めてはいかがでしょう？
もし先方から「倍返し」（頂いた品物の倍額の物を贈る）をされたのなら、今後の贈り物を遠慮しますという意味ですので、それ以降のお歳暮は贈らなくていいでしょう。
通常はその旨を書き添えられた手紙が同封されていると思います。
戴くのをお断りする場合は？
先述の通り倍返しと、今後の贈答を断る旨を礼状に書き添えるのが良いでしょう。
戴いた物がお菓子なら同様のお菓子のさらに良いもの。といったようにすれば伝わりやすいと思います。
お礼状の文面は間柄でも変わると思いますが下記に例文を記載しておきますのでご参考にして下さい。
拝啓 時下ますますご清栄の段、お慶び申し上げます。
さて、このたびはお心づくしのお歳暮の品をお送り頂き、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
いつもお心にかけて頂き大変感謝しております。日頃何のお役にも立てませんのに恐縮しております。どうぞ今後はお気遣いなさいませんようお願いいたします。
年末ご多忙のおりではございますが、ご自愛くださいますよう心よりお祈り申し上げます。
敬具
まとめ
いかがでしたか？
様々な事情で疎遠になった相手に対してお歳暮を贈り続けるのも考え物ですね。
日頃の感謝という気持ちの表れという事を忘れず、習慣にしない事が大切かも知れません。
お互いに悩む時間が増え、煩わしい思いをすることにならぬように日頃の付き合い方を心がけるのが良いと思います。
