どうも是 款也(@コレシルナリ)です。
スマホとは便利なようでとても恐ろしいものですね・・・
僕は時々、文章を書くときに漢字がわからず、メール画面で打ち込んで変換して調べたりしています。
その時はたまたまスタッフと歓談中に、なぜか嬲る(なぶる)という漢字について、男が先か女が先かもめていました。
そしてスマホでいつものように打ち込んで
ほら男が先でしょ?
と画面をスタッフに向けた瞬間に
ティロリロリン♪(※イメージ音です)
僕の親指がボタンをタップしていました。
かくして得意先の問屋さんに嬲るの一文字がメールで発信されました・・・・
なぜ新規作成じゃなかった!なぜ最後のメールが友人じゃなかった!
様々な後悔の念が、僕の胸の内に渦巻いています。
そんな今日この頃。
今年はお歳暮を贈ろう!初めての方必見!知っておきたいマナー
というわけで今日はお歳暮の話題。
こんなドジっ子の私も、やっぱりお世話になった方にはお歳暮を贈ります。少しだけ来年もご迷惑かけますの意味を込めて。
そこで初めてお歳暮を贈ろうというあなたに、こんな僕からのアドバイスをお届けしたいと思います。ぜひお役立てください。
1、お歳暮の意味と贈る時期
意味
もともとお歳暮とは年末の意味でした、古来に行われた御霊祭りという祭事が起源で、正月を迎える前にその年お世話になった方にお供え物を送り届ける習わしがありました。
これを歳暮回りと呼んでいましたが、月日が経つにつれ、贈答品自体がお歳暮と呼ばれるようになったそうです。
時期
地域によって若干の差があります。
関東 12月初旬~31日
関西 12月13日~31日
近年はどの地方でも12月初旬~20日頃までとされています。
※お正月に食される昆布巻きや鮭などの生鮮食品は30日、31日にお贈りするのが良いでしょう。
2、熨斗(のし)の書き方
配送の際には購入先にお任せすることになりますが、ご自身で熨斗を用意する際は以下の事にご注意ください。
お歳暮を手渡しする場合は外熨斗が基本です。
上段には「お歳暮」「御歳暮」下段には送り主の名前を書きます。(贈る相手の名前ではありません)
御歳暮を包装した後に上から掛ける「外熨斗」と、熨斗を掛けてから包装する内熨斗があります。
配送時の破れや汚れを防止するために直送品は内熨斗が多いようです。
本来は歳暮回りに習い、挨拶とともにお歳暮を手渡すのが礼儀ですが、近年は、都合が合わなかったり等の理由から購入先からの配送や、宅急便を利用することが多いようです。
3、お歳暮の贈り方
持参する場合の時間
通常は事前に訪問時間を告げてお伺いするのがマナーです。
食事時や早朝は避けて下さい。
午前中10~11時、午後14~16時ごろが良いでしょう。
渡し方
風呂敷に包み持参するのがマナーですが、せめて紙袋に入れて持参しましょう。
まずは日頃の感謝などのお礼を述べ、風呂敷包みを解きます。
お渡しの際には相手方に熨斗を読めるような向きで手渡しします。
紙袋で持参した際も同様です。
配送で送る際には、御歳暮が届く前に送り状を郵送するのがマナーです。
日頃のお礼とお歳暮を贈ったことを告げましょう。
以下は例文です。
拝啓 年の瀬を迎え、ご多忙の日々をお過ごしのことと存じます。
日頃は、公私ともに多大なるご懇情を賜り、心より御礼申し上げます。
つきましては、言葉に尽くせぬ感謝の気持ちを込め、別便にて心ばかりの品をお贈りさせて頂きましたので、お受け取り頂ければ幸いに存じます。
ご家族の皆様のさらなるご健勝とご活躍をお祈り申し上げますとともに、明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
敬具平成 年 月 日
4、お歳暮の選び方
相手方の好みや家族構成を踏まえて選びましょう。
家族構成や嗜好
・子供がいるご家庭には年齢を問わずに食べられるお菓子など
・大人数のご家庭には数が多いものを
・酒の肴
季節感
・蟹や牡蠣
・旬野菜
・おせち料理の食材(新巻鮭や数の子)
オススメの品
・相手の嗜好品や自身の好物
・希少品や安全性の高い食品(有機栽培の物や無農薬野菜)
・特産物
・保存がきく調味料や食材
5、御歳暮のお返しとお礼
お歳暮を頂いたら
お歳暮は感謝を表す贈り物ですので、通常お返しをする必要はありません。
受け取りの際のお礼のみで十分です。
ただ、配送で届いたのならお礼状を出すのが礼儀です。
親しい間柄であれば電話で済ますこともありますが、礼儀としてお礼状を出す方が良いでしょう。
無事に届いたかどうかや、喜んでもらえたかはやはり気になるものです。
お歳暮を持参された場合は、できるだけお部屋にお通しましょう。
「年末のお忙しい中にわざわざお越し頂きまして恐れ入ります」
などの様に一言お礼を述べ
お歳暮を受け取る際には
「お心遣いありがとうございます、遠慮なく頂戴いたします」
と必ず両手で受け取りましょう。
お礼状の書き方のポイントを下記に記載しておきます。
お礼状の書き方のポイント
●お礼の気持ちを伝える
●自分だけでなく、家族も喜んでいる様子を伝える
●今後のおつきあいをお願いする
●寒さの厳しい時期への健康を気遣う
お歳暮のマナーのまとめ
いかがでした?
今回は良き日本の伝統行事について学びましたね。
お歳暮を贈ることは感謝の気持ちが全てです。失礼が無ければ気持ちがこもっていることが一番だと思います。
あまり難しく考えずに、相手の事をしっかり考えて贈ればきっと喜んでもらえると思います。
この記事がお役に立てれば幸いです。