どうも是 款也（@コレシルナリ）です。
恋する乙女の皆さんに簡単で本格的なビーフシチューの作り方を教えましょう。
と偉そうなことを言いますが、僕はド素人です。でも安心して下さい。先日ビーフシチューが食べたいとリクエストを頂き、友人のシェフに習って作りましたが、ほんとに美味しいものができました。
やっぱりプロはすごいですね。
バレンタインディナーのレシピはプロ直伝
僕も時々料理はしますがクックパッドは参考にしません。何度か見たことはありますが、手順や大事なポイントがわかりづらいものも多く、作った本人の美味しいという基準のレシピがほとんどだからです。
もちろん周りの人に評判がいいから載せてるんでしょうけど、わざわざ作ってくれたものを美味しくないとは言いにくいですからね。
クックパッドを酷評してるように聞こえたらすみません。ホントにわかりやすく丁寧なレシピもいっぱいあるとは思いますけどね。
でも僕にとっては、お金を払って食べたいというレベルの料理を作るプロの方が信頼はおけるんです。
高級食材を使う料理ならまだしも、庶民的な料理なら食材や技術で差はつきにくいでしょう。どこにでも手に入るもので美味しく作るのはポイントを押さえているかどうかです。
もちろん経験の差もありますが、シチューなんかは手間と時間を掛ければ簡単に美味しくできるものです。あとは科学的根拠ですね。
というわけでプロのレシピでど素人が作っても美味しくできちゃうビーフシチューレシピです。
バレンタインディナーは簡単なレシピでも美味しくできるポイントがある！
僕が作る料理が美味しいのにはちゃんと理由があります。プロに習っていることを忠実に行うことと科学的根拠があるからです。それをしっかり押さえれば大抵のものは美味しく作れます。
簡単に言うとコツです。知ってる人には当たり前のことですが、調味料にも入れる順番があります。聞いた事があると思いますが和食で言えば「さしすせそ」ですね。これは砂糖・塩・酢・醤油・味噌の順番です。
ザックリ言うと浸透圧の関係ですが、話すと長くなるのでまた別の機会にご紹介します。これにもちゃんと科学的根拠があるのでしっかり守りましょう。
一応画像も工程順に撮りましたので、詳しく説明しながら行きたいと思います。
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バレンタインディナーのビーフシチューは香味野菜と赤ワインで作る簡単なのに本格派！
とにかくコツを理解して時間と手間を惜しまず丁寧に作る事が一番です。仕込みは材料を切って漬けて１晩寝かすだけなので調理時間には加えませんが、焼いたり煮込んだりで最低３時間以上かかりますので、当日に余裕がなければ前日に完成させましょう。
ではレシピを。
材料
ビーフシチュー２～３人前
牛すね肉300～400ｇ（200ｇと牛バラ200ｇでも）
赤ワイン １本 （720ｍｌ～」750ｍｌ）※甘口を使う事！
セロリ 1/2本 （漬け込み用）
長葱 1/3本 （漬け込み用）
玉葱 ２個 （1/2は漬け込み用）
人参 中１本（先端とお尻の部分と面取りしたカス部分は漬け込み用）
ニンニク ２片 （漬け込み用）
トマトピューレ120ｇ なければトマトジュース小1缶
じゃが芋２個
マッシュルーム１ｐ
ローリエ 3枚
あればローズマリー お茶パックにいれて大匙１
塩胡椒適量
トッピング用生クリーム適量
レシピ
１、ジップロックの袋にローリエ、ローズマリーを入れ赤ワインを注ぎ、つぶしたニンニクと一口大に刻んだ肉・櫛切り玉葱1/2個・面取り人参のクズ・長葱を入れてなるべく空気を抜いて冷蔵庫で寝かす。12時間～24時間
※赤ワインが酸化すると風味に影響が出ます。
２、熱したプライパンで肉を焼く。フライパンの温度が下がらない様に一度ではなく２、3回に分けること。
※高温で肉の表面を焼き固め旨みを閉じ込める。
３、野菜を漬け込んでいた赤ワインを鍋に移し、漬けてあった野菜も軽くソテーしてから鍋に入れて約1時間中火で煮込み、野菜を取り出し赤ワインをさらに１時間煮込む。
※野菜も油で炒める事でコーティングされ旨みが逃げにくくなり、βカロテンが油に溶けて身体に吸収されやすなる為栄養の面でも炒めましょう。
４、スープを煮詰める間に、具の野菜をソテーする。ニンジン→じゃがいも→たまねぎ→マッシュルームの火が通りにくい物から順番で
※ニンジンとじゃがいもは芯が柔らかくなるように弱火でじっくりと。固さが残るならラップしてレンチンする。３～５分
５、焼いた肉も鍋に加えさらに１時間煮込む。ぼこぼこではなくふつふつ位をキープし１～２時間煮込む
※高温すぎると内部組織が収縮し肉汁と共に旨みが抜けて肉がまずくなるので注意。
１晩経ってとろみがついていれば塩コショウをいれて完成です。
※塩は全体重量の0.8％が最もおいしく感じます。
味が微妙だと感じた時の味付けのコツ！
重量を計って塩を入れるのがベストですが、鍋の重さがわからないと計算ができませんので、目分量でも構いませんが、塩は入れすぎると取り返しがつかなくなります。失敗しない方法は、これ以上はどうかなというところまで慎重に足していき、そこからは大さじ２杯くらいを小皿に取って、それに塩を足して味の変化を確かめてみましょう。それを目安に鍋に入れる量を決めれば失敗しにくくなります。
シチューは赤ワインのみで煮込むと渋みや酸味、アルコールの風味が気になるかもしれませんし、もし物足りない味だと感じたらデミグラスソース缶（ハインツ 290ｇ１缶）に頼るしかありません。
美味しく見せるには生クリームを回しかけるべし！
ビーフシチューに生クリームが掛かっているととても美味しく見えますので大切なポイントです。
ただあまり料理をしないのにこのためだけに生クリームを１パック買うのは勿体ないので、コーヒーに使う小さなカップの物で充分です。コーヒーをあまり飲まない方はコンビニでコーヒーを買った時に２、３個貰ってくるのもアリですね。
バレンタインに作る簡単で美味しいビーフシチューのまとめ
細かい説明まですると長くなりますし、たんぱく質やビタミンの変性はなかなか理解しづらいと思いますので、とにかくコツさえ気を付ければ美味しくできますので、時間をかけて頑張って作って下さい。
残ったシチューで煮込みハンバーグもアリですね。ハンバーグもコツがわかれば簡単に美味しくできますよ。
機会があればハンバーグと究極のインド風カレーのレシピも掲載するかもしれません。知りたい人がいればね。
