どうも是 款也(@コレシルナリ)です。
フランスの女の子は情熱的に口説けば落ちると知ってパスポートを作りに行った僕です。
ロンブーの敦が辞書片手に口説いたら、帰国する時バスに乗り込もうとしたらキスしに追いかけてきてました。しかもかなりの美人!
で次の日にパスポートを作りに行ってきたってわけ。
前にも1度作ったんですけどね。あれは数年前のことでした・・・って長くなるな。
簡潔に話すと、韓国にランチしに行こうと友人と計画したんですけどね。なんと日帰りだと往復航空券で7万円!高!。
で気になって理由を聞いたら納得。
麻薬取引やらスパイ活動やらの犯罪防止の為らしいです。長く滞在させた方が足が付きやすいからって。宿泊記録とか残るしね。
なるほど!な理由でした。
さて今日は節分の話題です。
どこに行こうってわけじゃないんです。ちょっと真剣に節分してみようかと。
マンネリで時間を持て余したカップルにも最適なプランです。こういう遊び心がある人は素敵でしょ?
節分ていわし食べるんですって!じゃあせっかくだから本気の節分!とことん楽しんじゃおう!
はい今回はそういう企画。
まずは節分といわしの関係についてのお勉強から。
節分に鰯の頭と柊を飾れ!鬼から家を守るんじゃー
ウィキペディアによりますと
柊鰯(ひいらぎいわし)は、節分に魔除けとして使われる、柊の小枝と焼いた鰯の頭、あるいはそれを門口に挿したもの。西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。
ですって。
柊は西洋でも魔除けに使われてますから何となく効果あるんだろうなって気はしてましたが、どうやらちゃんと意味がありますね。
塩イワシを焼くと煙と臭いが出るから近寄らないし万が一近寄ってきても柊の葉の棘が鬼の目を刺すので家に入ってこれないとの事。
なんだか鬼の設定が間抜けになってますけどまあなるほどです。確かに煙の中で目を開けるのはつらい。柊に気付かないかもしれない。
すごいトラップです!
で一応飾りつけの参考動画も乗っけておきます。
じゃあとりあえずイワシと柊を飾るのはOKって言いたいけど、他の魚でも煙と臭いが出ればいい気がしますね。なぜイワシなんだろう?
節分にイワシな由来は漢字を見ればわかる!他の魚じゃダメなんです
で今度はイワシな由来ですが、これは漢字を見ればわかるんですね。
イワシの漢字は鰯。つまり弱い魚なんです。そして生臭い
弱くて臭いのあるイワシを食べることは、陰の気を消すことにつながるのでイワシなんですね。
なるほどです。
ちなみに臭いの原因は、トリメチルアミンオキサイドという旨味成分のひとつが細菌の持つ酵素で分解されトリメチルアミン (C3H9N)という臭いの原因物質が発生するからなんです。
でこの物質はアルカリ性で揮発性があります。焼いたり酸で処理すれば改善されるということで、焼き魚や南蛮漬けがいいということですね。
でも鬼を寄せ付けないためには焼くんですよ。モクモクとね。
節分のイワシのレシピは簡単で激ウマがいいよね!
新鮮なイワシが手に入ったら刺身ってのが一番ですが、傷みが早いし臭みがあるのでなかなか難しいですね。
となれば素材の味を活かし美味しく手軽に食べようって言ったらアヒージョでしょ!
後は炊き込みご飯ね。あとマリネも簡単で良いですね。
で当然イターリアンなのがシルナリ流。
イワシとレモンののアヒージョ
材料
イワシ(小さめ) 3尾
レモン 1個
オリーブオイル イワシが隠れるくらい ※グレープシードオイルやココナッツオイルでもいいけど
ニンニク 4~6片
鷹の爪 2本
塩 少々
わた抜いたイワシを3等分にぶつ切りにし
スライスしたレモンと交互に並べ
オリーブオイルをひたひたまで入れ
にんにくをつぶすかスライスして鷹の爪と塩を入れ
火をつけ煮立ったら弱火にし5~10分煮れば出来上がり
仕上げに刻みパセリを散らし、シェリー酒をちょいと垂らせばより本格的です。
後ジャガイモとキノコ類を入れるとまつげが抜け落ちるくらい旨い!
出典:https://snapdish.co/d/8PK9na
イワシの炊き込みご飯
イワシの炊き込みご飯は、秋に栗と一緒に炊き込んだやつも美味しかったですね。
今回はそれの栗抜きで。
イワシ3尾(3枚おろし か オイルサーディン1缶)
米 2合
玉ねぎ 1/4 (スライスかみじん切り)
しめじ 20~30g
にんにく 2片
生姜 チョコボール1粒程度
コンソメ 大さじ1か1キューブ
塩 小さじ1
ローリエ 2枚
ケッパー 15~20粒 ※あれば入れてほしいな
ブラックオリーブ 4粒(スライスかみじん切り) ※あれば入れてもいいよね。
フライパンに油引いてイワシの両面を香ばしく焼き(小麦粉まぶしてカリカリにしても良いね)
米研いで炊飯器に水と入れて炊く前に材料全部入れて最後にイワシを載せます。
普通に炊けば完成。
イワシのマリネ
【材料】
刺身用いわし 4尾分
EXVオリーブオイル 大さじ3
白ワインビネガー 大さじ2 ※なければ米酢でも
レモン汁 小さじ1
塩 適量
輪切りの鷹の爪 適量
イタリアンパセリ(みじんぎり)適量
【作り方】
いわしを三枚におろし、よく洗って水気を切り、塩をして5分置く。
白ワインビネガーとレモン汁を全体に振りかけ、ラップをして10分置く。
EXVオリーブオイルを振りかけ、輪切りの鷹の爪とみじん切りのイタリアンパセリを散らして完成。
さっぱりして生の食感が楽しめるのがいい!
イワシのレシピじゃないけど激ウマなイワシはこんな物でも楽しめます!
天の橋立で仕切られた京都の近海の阿蘇海は、海水の出入りが少なく安定した水温で、イワシのエサとなるプランクトンが豊富にあります。
ここで育ったイワシは当然丸々と太り脂の乗りも良いです。これがいわゆる「金樽イワシ」。
金樽イワシは漁獲量がとても少なく市場に出回ることはありません。しかしその金樽イワシをオイルサーディンにした缶詰があります。
「天橋立オイルサーディン」
出典:http://tango.jibasan-shop.jp/
もちろん国内生産のオイルサーディンですから、鮮度や品質は大変素晴らしく、缶を開ければ芳醇なオリーブオイルの香りが解き放たれます。
黄金色のオイルの海にきれいに並べられた美しく輝くふっくらとした魚体、美味しいという主張を全身で示しています。
オリーブオイルで鮮度を閉じ込めてあるので美味しいのはもちろんですが、生よりも缶詰の方が核酸含有率が高いことが研究結果で明らかにされています。
年中常に安定した美味しさを味わうことができるのは技術の進歩のおかげですね。
良かったらぜひ一度食べてみてはいかがでしょう?
購入はこちらから
↓
缶詰販売ランキング1位! 竹中缶詰 オイルサーディン 青缶×3
節分のイワシは「金太郎いわし」と「入梅いわし」を用意!
年々漁獲量が減って以前よりも価格が高騰しているようですね。イワシなのにこんなにするのと思われるかもしれませんが、1年に1度の節分ですからなるべく良いものをね。
そこで今回はイワシの中でも特に美味しいと言われる「金太郎いわし」と「入梅いわし」をご紹介!
「入梅いわし」とはこんなイワシ!
もともとは、京都の天橋立の内海で捕れる丸々と太った脂の乗りの良い「金樽いわし」がなまって「金太郎いわし」と呼ばれるようになったとの説が有力です。
まるでサバのように見えますね!
大阪湾でも同様に、特に脂の乗った大ぶりのマイワシを「金太郎いわし」と呼んでいますが、その見た目が金太郎のように太っているからとも言われています。
「金太郎いわし」は、外遊している通常のマイワシと比べ餌が豊富な海域に生息するため、全身にきめ細かく脂がのり、上品な甘さを感じます。
さて一方の「入梅いわし」は千葉沖合で6~7月にかけて水揚げされる脂の乗ったマイワシです。
銚子の沖合では、南からの黒潮と北からの親潮に利根川からの淡水が混じり合って、年中餌となるプランクトンが豊富に発生し食べまくり太りまくりの好環境。
そんなわけでここで水揚げされるイワシは丸々太っています。特に梅雨の時期に水揚げされる「入梅いわし」は最高に美味しいのです。
「金太郎いわし」と「入梅いわし」は通販でお取り寄せも可能!
「金太郎いわし」の良さが十分に伝わったと思いますが、鮮度の良い金太郎いわしは限られた地域でしか手に入らないでしょう。
なので今回は通販で丸干しをお取り寄せすることに。
ご注文は電話かファックスでお願いします。
「入梅イワシ」は北海道産の物が築地に出回っているようです。
ちょうど旬を迎えていて産卵前のビッグサイズ!1尾150~200gと丸々と太っていて脂の乗りも最高!しかも鮮魚の配達が可能なんです。
北海道産 他 築地直送 【脂イワシ】 約150-200g×5尾
魚を焼くなら干物がおススメな理由
干物にするとたんぱく質の分解酵素が働きうまみ成分であるアミノ酸が増大するんですね。水分も減って旨みも凝縮します。
しかし面白いことに鮮魚と干物とを焼き比べると、干物の方が水分量が多いんですよね。
干物は塩漬けにすることで身がしまり、筋繊維の隙間が少なくなっています。しっかりと魚肉中の水分と旨みが閉じ込められているので加熱しても水分の蒸発量が少ないのでしょう。
さらに塩によって溶かされたたんぱく質が再結合しようとすることで、肉質にもっちりとした弾力が産まれます。
となれば焼くには干物!しかありません。
金太郎いわし、入梅イワシの旬について
一般的にイワシは産卵前の秋に脂がのると言われ、旬が秋となっていますが、関東では前述のとおり梅雨入り頃のイワシ「入梅イワシ」が脂がのっていて美味しいと言います。
どうもマイワシは群れや生息域で産卵期が異なるようです。
北海道産は冬に旬を迎えるようです。梅雨入り頃ではありませんが脂の乗りが良いので「入梅イワシ」と呼ばれるんですね。
房総半島で獲れる「金太郎イワシ」は産卵期が早いようで2月から5月にかけてが最も脂がのっている旬とされています。節分に食べるには適しているということです。
鮮魚が手に入ればお刺身で頂きたいですね!
イワシの見分け方しってる?鮮度の良し悪しと脂の乗りをチェック!
鮮度が高く脂の乗ったイワシを選ぶ際のポイントがいくつかありますのでご説明致します。
他の魚にも言えることもあるので覚えておいて下さい。
イワシはメタボ体形を選ぶべし!
結局脂が乗ってるってことは太ってるってことですから、頭が小さく見えてふっくら体形の物を選べってことですね。目が黒々と輝いて肌艶が良ければ最高!人間は嫌われるけど油ギッシュは美味しい!
イワシは美肌なほど美味しい!
美しさは健康があってこそですから、鱗の剥がれがないか、体は潤いと輝きがあるか、黒い斑点模様ははっきりとみているか。そういったイワシは鮮度が高く美味しいということですね。人間同様みずみずしいお肌のイワシは健康です。だから美味しい!
イワシの鮮度は血液循環!身の色の鮮やかな赤
どこを見るかと言えばエラをチェック!
エラを見る事はそう難しくありませんね、、エラなら身を切らずに肉質の確認ができます。
エラを開いて身の色が赤々と鮮やかなエラであれば鮮度についてはいうことはありません。しかし茶色や黒ずんでいたり、くすんだ黄色っぽいイワシは選んではいけません。
イワシの体型を触ってチェック!見かけに騙されるな!
イワシの体型を上から見ると身の厚みがわかりますが、見かけだけで判断しては痛い目にあいます。抱卵していたり、餌を食べた直後でも腹は膨らみます。
触ってみてハリがあって体型のわりに皮が薄く感じるものが良いでしょう。
イワシの鮮度は大変重要ですから、体が丸々としていて、頭が小さくみえるようなイワシには脂が多く食べると脂の甘みを感じることが出来ます。
もし選ぶ機会がある方は、この点を覚えておいてくださいね。
節分のいわしのまとめ
たかがイワシ、されどイワシ!この機会にイワシの魅力を再発見出来ましたね。
当たり前におざなりに過ごしているちょっとしたことにこだわるって結構楽しいし思い出になりませんか?
全力で何かに取り組むと「達成感」と、とことん向き合うことで学ぶことの多さに気付かされたりすることがあります。
二人でならなんでも楽しいでしょうけどね。