どうも是 款也(@コレシルナリ)です。
今日はイベントの話はお休みー、前にも言いましたが情報が少なすぎるので別の話題。
最近僕も料理を始めましたが、作るのはイタリアンばっかりです。好きっていうのもありますが簡単で美味しいのでパスタやリゾットなんぞを毎日作ってます。
で今回は七草粥を洋食にと思い調べてみました。
七草粥のアレンジレシピでもっとオシャレに!炊飯器も活用してみよう!
伝統を重んじながら革新的なスタイルでという若者向けアレンジで行きたいなと。一応参考にしたレシピを乗せときます。
てことでまずは七草粥ってどんなものか知らないとアレンジもへったくれもないですからね。
お勉強していきましょー。
七草粥はいつ食べるものなのか?
七草粥を食べるのは「人日(じんじつ)の節句の日」である1月7日です。しかもいつ食べるかも決まっています。七草粥は朝食に食べるのが正しい食べ方です。平安時代には始められていた風習のようですね。
お正月が明けると大体スーパーで販売していますので、おおよその時期は知っていましたが、日とタイミングまでとは知りませんでした。
7日の朝ですね。覚えました。
一応決まりはありますが地方によって差異があり使われる食材は様々です。
七草粥の由来も覚えておこう!
こういう行事のことは自分より年下の人に聞かれる機会もありますので、とりあえずのことは覚えておいて損はないですね。
御伽草子の七草草子に詳しい話が書かれています。
元は中国の昔話から始まった五節句のうちの一つ。
昔々若い親孝行物と年老いた両親がいました。100歳を超えた両親が不憫に思えた若者は山籠もりをし神様に両親の若返りを請いました。
その願いを聞き入れた帝釈天が
「毎年春のはじめに七種の草を食べること」。
と言ったそうです。
調理まで詳細に決まられていますけど、そこは今の時代割とアバウトになってますね。
一応乗せときます。
1月6日までに7種類の草を準備。
柳で作った器にそれらを載せ、決まった時刻に玉椿の枝で叩く。
酉の刻(18時)に芹(せり)
戌の刻(20時)薺(なずな)
亥の刻(22時)御形(ごぎょう)
子の刻(0時)田平子(たびらこ)
丑の刻(2時)仏座(ほとけのざ)
寅の刻(4時)菘(すずな)
卯の刻(6時)清白(すずしろ)
辰の刻(8時)に全部を合わせて、東から汲んできた清水で煮て食べる。
が正式です。
時間があれば「七草粥をキチンと食べよう会」なんか企画しても面白いかもしれませんね。徹夜で行うことになりますが。
味付けについては決まりがないので洋風にしても良いでしょう。
ちなみにこの話では一口で10歳若返ります。しかも毎年続ければ8000歳まで生きることができるそうです。
さていよいよ本題です。七草粥もちょっとした工夫で斬新なメニューに早変わりしますね。
お粥なんだからリゾットとして考えればバリエーションも広がるし、あまり食べる機会が無いから喜ばれること間違いなし!
作り方教えて!と友達にも聞かれたり、インスタにアップしても評価は高いでしょう。
というわけで今回はレシピと美味しくなるコツをご紹介しますね。ぜひ作ってみて下さい。
七草粥にチーズをプラス!コクと旨みがたまらない!
とろ~り♪チーズリゾット風七草粥
まずはクックパッドからふわふわふわふわさんのレシピ
牛乳とバターとチーズの乳製品3トリオのお力をお借りして、クリーミーさとコクはもちろんあつあつのリゾットにトロッとしたチーズがたまりませんね。
ベースはコンソメでもマギーブイヨンどちらでも美味しいでしょう。
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/2451492
七草粥をコンソメで造るだけ!材料も超シンプル!なのに旨い!
こちらもクックパッドからusabinのレシピのご紹介です
土鍋で簡単?洋風七草粥
参考レシピ:http://cookpad.com/recipe/1323021
ご飯と水に七草とコンソメのみの超シンプルなレシピ!
美味しく作ることはやっぱり土鍋を使うことですね。七草の美味しさが引き立ちそうです。
もちろんリゾットにしても美味しいでしょうね。ベーコンとしめじを加えれば美味しさももちろんですが、しめじは必須アミノ酸が多く、カルシウムの吸収率もアップしますので、水を牛乳に変えることで成長期のお子さんにも最適なレシピになりそう。
美味しさを追求したゴージャスなレシピ!
そしてちょっと家庭の味からはみ出してる激ウマレシピをお教えしましょう。
これは僕が作るリゾットのレシピなのですが、最高においしいです。結構時間が掛かりますが6日の夜から楽しめますので、準備と同時進行して作るのがいいかもしれません。
まずは簡単激ウマなアクアパッツアを作ります。
材料はこちら
小金目鯛(この時は1尾150円だった!)
アサリ1P(25個くらい)
にんにく 3片
生姜 チョコボール1粒くらい
プチトマト 6個ほど
パプリカ(冷凍で十分) ひとつかみ
黒オリーブ(あると美味しい) 3~6個お好みで
ケッパー(入れてほしいなー)20粒
塩 小さじ2
オリーブオイル ペットボトルのキャップ2杯くらい
白ワイン(なければ酒) 100㏄
水 魚がしっかり浸るくらい
1、金目はワタを抜く(もしくは抜いてもらっておく)
2、あさりは砂抜きする。(50℃のお湯に10分つけるとできますよん)
3、しょうが、にんにくははスライスしておく
4、全部炊飯器に入れる
5、早焚きボタンをポチっとする。(蒸気が出たら10分で完成です。アサリが固くならないように気を付けて)
アサリが多い方が出汁が出て旨いです。
アクアパッツアのスープで作る激ウマ七草粥!
野菜と魚とアサリの出汁が染み込んだ激ウマ七草粥です。
スープだけなので微妙に洋風です。ガッツリ洋風にしたければやはりチーズを使うべきでしょう。市販のパルメザンチーズがあればそれで充分ですが、せっかくなのでパルミジャーノ・レッジャーノがおススメ!ゴルゴンゾーラだとちょっと癖が強すぎるかな。
1、米1合を洗い大きめの土鍋に入れ、アクアパッツアスープに水を合わせて900mlにし加える。米を平らにして蓋をする
2、強火にかけ、上記が出たら弱火にして50~60分炊く。
3、火を止めて10分蒸らす。※たとえ赤ちゃんが泣いてもふたは取らないで下さいね。完成までいじらないこと!
4、七草を水洗いして刻んで加える。塩少々で味調えて完成。※青臭さが気になるなら熱湯にくぐらせて水けを切って刻んで入れて下さい。
七草粥のポイント・コツ
お粥の好みにもよりますが米と水分の割合で呼び方も変わりますので、ご自身で判断して下さい。
全 粥:米1合に水5合(900ml)
七分粥:米1合に水7合(1260ml)
五分粥:米1合に水10合(1800ml)
三分粥:お米1合に水20合(3600ml)
もうひと手間かけると最強にうまいリゾットになるんですよ!!
お粥より手が込んでるので美味しいです。
そこら辺の店で食べるよりも美味しいです。隠すほどの事は無い普通のリゾットの作り方ですけど、コツというかポイントと科学的根拠も教えますね。
1、干しシイタケ1/4をぬるま湯で戻しておく。(戻したシイタケはみじん切り) ※急ぐならラップしてレンジで2分
2、玉ねぎを1/4とにんにく1片をみじん切りにしてフライパンで炒める
3、玉ねぎ透き通ったら米を1合とシイタケを入れて中火で3分炒める ※透き通ったらok
4、アクアパッツアのスープと干しシイタケ汁を入れる。 ※米がひたひたに浸からなければ水を足す。
5、そのまま10~12分炊く ※水分がなくなったら水を足すを繰り返し焦がさないように。
6、水分量と硬さを少し食べて確かめる。
7、塩で味を調える ※チーズがあれば塩の前に20~30?入れる。
シイタケを使うのがポイント!
ヨーロッパではポルチーニ茸を使いますがそれをシイタケで代用しました。
キノコのうまみ成分を利用してさらに美味しく仕上げるのです。
ポルチーニ茸やシイタケは、ヌクレオチド類と遊離アミノ酸類が特に豊富で、それらの成分の相乗効果によりリゾットの美味しさが格段に上がります。
チーズもグルタミン酸が豊富ですからね。特に熟成したパルミジャーノはアミノ酸の結晶が浮いてますから。鼻血が出るほど美味しいリゾットになりますよ!
超便利な七草フリーズドライがあるんです!
便利になりましたねー。
スーパーでそろえると小人数だと無駄になることが多いですが、これなら安心ですね。日持ちもするのでおススメです!
4人前で300円。送料は250円到着まで3日~5日ほどかかる様ですのでお早めに。
【フリーズドライ春の七草3g×2P(4人前)】ネコポス便4袋まで対応
とこれで完璧!と言いたいけど一応知っておきたい情報を記載しておこうと思います。
七草粥の意味を聞いたら納得!理にかなってるね
「人日(じんじつ)の節句の日」はこれまた中国の東方朔の占術書「占書」では、元日から6日までは獣を占い、7日には人を占うところから、人の日→人日となったということです。
先述の通り、若返りの為の七草粥を人の日に食べることで、健康祈願や無病息災の意味があるというのがまず一つ
そしてごちそう続きで弱った胃腸の為、青葉の少ない時期にビタミンを取り入れ休ませるという医学的な根拠の二つの意味があるんですね。
七草粥の七草はちゃんと覚えてるのは昔授業でやったから?
春はしっかり覚えてます。
どんな草まではわからないけどついでにそこもお勉強しましょうかね。
順番は関係ないけどシルナリ的に覚えた順で行きます。
1、セリ :知ってるけど見てもわからない草でしょう。三つ葉に似てるけど5枚葉と覚えとけば大丈夫です。
2、ナズナ :ぺんぺん草と呼ばれる草でそのあたりにも生えてることが・・・アブラナ科の草の一種。
3、ゴギョウ :キク科の草ですね。ハハコグサ(母子草)と呼ばれ、昔のヨモギ餅はこれで作ってたって。
4、ハコベラ :ナデシコ科の草でその辺の原っぱにもあります。胡麻和えにするとけっこう旨いです。
5、ホトケノザ:もともと(小鬼田平子)と呼ばれるキク科の草でしたが、なぜか現在ホトケノザと呼ばれているものはシソ科の草。
6、スズナ :実はカブなんですね。知ってました?説明要りませんね。
7、スズシロ :こっちは大根。もはや何も言うことないです・・・
で七草。
七草粥のまとめ
七草粥もアレンジで最高においしい料理になりますし、正式な食べ方も覚えましたから十分楽しいイベントにできそうですね。
たまにはこういった伝統をしっかり行うというのもいいものです。
こういった知識や料理の腕前をしっかり披露しておけば彼氏(彼女)の見る目も変わりますね。