冷え性の改善にはシナモンがオススメ!原因と対策から最適な摂り方まで
どうも是 款也(@コレシルナリ)です。
僕はかなりの冷え性でコタツのプロでもあります。
10月に入ると自宅での生活中はコタツにこもり5月まで出てきません。いわゆるコタツムリです。
もちろんプロですからコタツで寝て風邪をひくこともありません。
そんな僕ですがいい加減、歳も歳なので、今年はコタツを卒業しようかと思うのです。
NASAの気象学者の話では史上最高に暑い夏なんて言ってたけど、9月に入ってからはとにかく台風の影響で晴れの日がほとんどなかったので暑いと思う事も少なかったですね。
むしろもう寒いくらいです。冷え性の僕にはそろそろ厳しくなってきました。
オフィスでパソコン触ってるとつま先が氷のように冷たくなって、胃腸の調子も悪くなり、さらには頭痛に吐き気もします。
いろいろ対策も考えたりしてるんですが、結局体質の改善が一番なんですよね。
どこにお金を使うかって言ったら、健康の為にっていうのが理想でしょう。将来への投資だと思ってね。
やっぱりまずは食に気を遣うべきだと思います。
体を作る食べ物から考えようという事で、今回は冷え性の改善にオススメなシナモンにスポットを当ててみたいと思います。
まずは冷え性の原因について学んでみたいと思います。
知っておきたい冷え性の原因
冷えの原因は酵素と筋肉量にあると言われています。
男性よりも女性の方が冷え性が多いのは、筋肉量の違いによるものだと考えられます。人が健全に暮らしていくための生命活動には酵素の働きが深くかかわってきます。
その酵素が最も活発に働く温度は37℃と言われています。
男性の冷え性の原因の多くは生活習慣によるものだと言われています。
運動不足による筋肉量の低下、食生活の悪化などが生活習慣病を引き起こしますが、特に高齢者に多い動脈硬化などが進むと、血流が滞り冷え性につながるのです。
冷え性は、現代の生活様式がもたらす現代病とも言えます。
東洋医学で「積冷」と呼ばれる、冷えの積み重ねが原因とされ、夏でも冷房が効きすぎた環境に長く居たりすることや、食生活の欧米化に伴う「生活習慣病」です。
人間の体は寒さに対応するべく、末端や皮膚表面などの血管を収縮させることで熱の拡散を防ぎ、心臓などの重要な臓器に血流を集めて、低い外気温に体温を奪われないようにする防御本能が働きます。その結果、四肢末端に血流量が低下し冷えが起こります。
それを改善するために摂取するべきなのがシナモンというわけです。
冷え性に利く漢方薬にも使われるシナモンの効能は?
シナモンの主な構成要素はカリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルですが抗酸化作用のあるポロフェノールや肌や免疫にかかわるビタミンB群も含まれています。
毛細血管の修復効果がある!
最も効果が期待できるのは損傷した毛細血管の補修効果です。
シナモンに含まれる成分のシンナムアルデヒドがアンジオポエチンと同様に働き、血管の内皮細胞であるTie2(タイツー)を活性化し、加齢による毛細血管の炎症や減少を防ぎます。
シンナムアルデヒドは、炎症後に起こる毛細血管の血流の漏れをも修復します。
接種後約2時間から3時間で効果が発揮されます。
今のところTie2(タイツー)を活性化するための有効成分を含む食品はシナモンのみと言われています。
体を温める効果!
シナモンを摂取することで、必須脂肪酸のひとつであるアラキドン酸の作用を抑制し、血液の凝固を防ぎます。
さらに血管を拡張する作用により血流を促し、抹消部までの循環を改善する働きがあります。
シナモン自体にも温熱効果がありますので、血行不良による冷え性の改善に絶大な効果を発揮する最良の食品と言えるでしょう。
冷え性対策の為の効果的な摂取方法!
シナモンは単体で食するものではありませんので、香りづけや風味としての補助的なスパイスや調味料として使用するのが良いでしょう。
最良な摂取方法は、相性から言えばリンゴとの組み合わせがベストです。
温性食品であるリンゴと組み合わせることで、シナモンの効果に加えリンゴの持つ特性も活かすことができます。
一般的に果物は体を冷やすと言われますが、寒冷地の寒い時期に旬を迎えるリンゴは1日1個で医者いらずと言われる健康的な果物です。
食物繊維も豊富で腸内環境の改善維持にも良いですし、ポリフェノールによる抗酸化作用の効果も期待できます。
そんなリンゴとシナモンの組み合わせのおすすめレシピをご紹介します。
スペイン風リンゴのコンポート(赤ワイン煮)
リンゴ 1個(400g)
シナモン 1/2本
黒糖や甜菜糖 50g~100g
生姜 1片
水 250cc
赤ワイン 100cc
1、皮をむき芯を取ったリンゴを4等分にし鍋に入れる
2、鍋に黒糖と水を入れて火にかけしっかり溶けたら、リンゴとむいた皮を入れ約15分程度煮る。
3、鍋に残った皮と煮汁に、生姜とシナモンと赤ワインを入れ3分ほど煮込みシロップを作る
4、3のシロップにリンゴを半日から1日漬け込み完成
冷え性の改善に効果的なシナモンとショウガに、温性食品のリンゴと黒糖(甜菜糖)を組み合わせ、なおかつポリフェノールが豊富なワインも加えた最強のレシピです!
最も栄養価をふくんだ皮を使って煮る事で効果も上がり、リンゴの色づきも良くなるので見た目にも鮮やかなデザートに仕上がります。
体の内側から温まるのが実感できると思いますよ。
冷え性改善のまとめ
今回は食生活の点からご提案させて頂きましたが、日頃から運動する事や、早寝早起きの習慣をつけ睡眠の質を高めることなど、少しづつたくさんの事を気を付ける事でより健康的に冷え性を改善できると思います。
今のうちから冬の寒さに備えましょう。